街中でよく見かける自動販売機は、一見すると地面に直接設置されているように見えますが、実は「基礎ブロック」と呼ばれる専用の土台の上に据え付けられています。
この基礎ブロックは、自動販売機を水平に保ち、重量や振動を均等に分散させる重要な役割を担っています。
特に、傾斜地や舗装面が不安定な場所では、基礎ブロックがないと自動販売機が傾いたり転倒したりする危険があります。
また、地面からの湿気を防ぐことで、底部のサビや腐食も抑えられます。
設置の際には、地面の状態や重量に合わせて適切な基礎ブロックを選ぶことが安全性と耐久性を高めるポイントです。
見えない部分ですが、自動販売機を長く安心して運用するためには欠かせない存在といえるでしょう。
